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  わたしたちは神の家族

兄弟のために自分を捧げる

牧師 島田 進

 文化の日に各地の学校で文化祭や学園祭が開催され、学生・生徒だけでなく、地域の方々も学校や学園を訪問されます。
 日立市大みか町に「茨城キリスト教学園」があり、毎年11月3日に学園祭を催されます。
 2002年の学園祭に、中学校から「るつ記記念基金」を展示しませんか、というお誘いを受け、中学校の教室に初めて展示する機会を得ました。当初、何を展示するか、また、どのように展示するか、藤崎るつ記さんのこと、基金の働き、フィリピンの奨学生のことを多くの方々にお伝えできる新しい機会が与えられたという嬉しさ、喜びと共に、何を、どのように展示するか等々を考えると不安や戸惑いも多くあったと思います。
 私は2003年に日立教会に赴任し、以来、学園祭の基金展示と関わりをもたせていただいていますが、歴代の基金委員長、委員の方々が大変な労苦を担われていることを知るにつけ、感謝と共に、この展示の業が祝されるよう祈り続けてきました。
 学園中学校から温かなお誘いとご協力を毎年受けて、今年11年目を迎えました。中学生たちの展示場は、毎年奇抜です。若さあり、過去に捕らわれない自由さが満ち溢れて、それは若い中学生を惹きつけカッコイイのです。それに比べて、我が展示場は、大人の固い頭で練られた発想ですから、真面目すぎで難しく、面白くもないのです。
 しかも、若い中学生たちの作った1階から3階の楽しい展示場をくぐり抜け、階段を上り続け、中学生の展示場のない4階の我が展示場に、ようやくたどり着くのです。我が展示場に入るのにさぞかし勇気が必要ではなかったかと思ったりもしました。そんなわけで毎年が試行錯誤の状態でした。
 和田委員長を中心に、創意工夫を重ね続けて、若い方々・中学生に見ていただける展示場に変わって来たと思います。昨年、今年と200名を超える来場者となりました。
 中学校の先生方も、教育効果があると評価されたのか()、今年は4階の教室ではなく、生徒たちの展示場がある同じ3階の、しかも一番目のつく階段前のロビーを展示場として提供くださいました。そのためか、ことしは今までと違って、中学生のご来場が多かったことを感謝しています。
 今後も、案内や説明の仕方、展示の仕方、等々、自分を捨てて、ますます磨かねばと思います。フィリピンの奨学生のために、そして茨城キリスト教学園の生徒・学生、先生、保護者の方々のために。(Ⅰヨハネ書3章16節)