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去る3月24日()に教会総会が開催され、2013年度の教会標語は「私たちは神の家族~喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」を掲げることとなりました。主が導いてくださって今日の時代に合致したテーマ・標語となったと、私はとても喜んでいます。

3月31日()の復活日(イースター)礼拝で、ひとりの男性が洗礼を受けられました。洗礼とはイエス・キリストの十字架の死によって、私たちのすべての罪が赦されて神の子とされ、神の家族に迎えられるという目に見える恵みのときです。私は牧師の仕事をしていて一番嬉しく思うのは、この洗礼式に携わるときです。天上の喜びに連なる喜びです。
 この方が3月初めに受洗志願書を提出されたので、臨時役員会を開催して受洗試問のときをもちました。聖書はまだ全部を読んでいないのでよくわからないけど、イエス様を救い主と信じて神の家族に混ぜていただきたいのでお願いますと、信仰による決意を表明されました。 私はこの表明を聞いて、とても大切なことを学び、胸が熱くなりました。
 彼のお父さんはご自分のご病気もあって、彼への対応には限界を超えておられました。そんなときに教会へと導かれました。そして、3・11東日本大震災に遭遇し、日本中が大混乱している最中で、何よりも一番頼りにしていた大切なお父さんを癌で亡くされました。以後、一人で住むには広すぎる家にたった独りで、必死で彼は生きてきました。
 「イエス様を信じて、神の家族に加えていただきたい!」 この彼の叫びと祈りは、イエス様の十字架の死と復活の恵みよって、このようにして彼のうちにも実現したのです。
 イエス様が十字架の上で語られた言葉やお祈りが残っていて、福音書に僅か七つだけが記録されています。その一つがヨハネ福音書19章25~27節にあります。
 イエスは、母とそのそばにいる愛する弟子とを見て、母に、「婦人よ、御覧なさい。あなたの子です」と言われた。それから弟子に言われた。「見なさい。あなたの母です。」そのときからこの弟子はイエスの母を自分の家に引き取った。
 十字架のイエス様は、罪人である私たちを赦して(愛して)くださって、私たちをイエス様を中心とする真の家族、新しい家族としてくださるのです。
 立派な住む家があっても、また両親も兄弟も、家族がいるけれども、私には一緒に喜ぶ人が一人もいない。この私には今、一緒に泣いてくれる人がいない。現代の私たちの国の大きな問題は、子供も老若男女、みんなが「ホーム・レス」となっていることではないでしょうか。
 2013年度、救い主イエス様を信じて、共に新しい家族、信仰による真の家族を作りあげていく主の働きに与りましょう。