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 今年2014420()は、イエス・キリストが十字架に死んで三日後に復活されたことを覚えるイースターの祝日です。
 もしもイエス様の復活が事実ではなく、誰かがでっちあげた嘘の話であったとしたら、間違いなくキリスト教は今日、存在しなかったことでしょう。
 しかし、キリスト教が2000年以上もの長い間、しかも世界中のいろいろと異なる民族、人々の中に、信じられ受け入れられ続けている事実を目の当たりにするとき、イエス様の復活とは事実だ!と言わざるを得ない。真実のみが持つ偉大な力を見ます。
 さて、聖書の中で一番最初にイエス様の復活を記録したのは使徒パウロです。
 『第一コリント書』15章3~11節で、イエス様の復活が事実である。ケファ(ペトロ)や弟子たち、500人以上の目撃者がおり、この手紙を書いているこの時代にも、なお大部分の目撃者が生きている。主の兄弟ヤコブに現われ、その後すべての使徒たちに現われ、私パウロにも現われてくださった。すなわち、私パウロも復活の目撃者ですと、このように、コリント教会に宛てた手紙の中でイエス様の復活は事実であると書いているのです。
 イエス様の弟子であったペトロに、復活のイエス様が現われたことは、その後に書かれた福音書(マタイ福音書28:17、マルコ福音書16:7とルカ福音書24:34、ヨハネ福音書20:8)に記されています。
 十字架の死から復活されたイエス様が、最初にそのお姿を示されたのは、なんとペトロでした。イエス様が捕えられた時、「お前はあのイエスと一緒にいた弟子だ」と言われたペテロは、断固としてこれを否定しました。「あの男と自分とは全然関係ない!あんな男は知らない!」と何度も強く打ち消しました。このようにしてペトロはイエス様を裏切り、見捨ててしまいました。
 ペトロは、イエス様を裏切った自責の念にかられ後悔したり、自分が腑抜けで情けなくて、声を出して激しく泣きました。自分に絶望したからでした。
 しかし、十字架の死から復活されたイエス様は、最初にペトロに現われなさったのでした。誰よりも一番傷つき、苦悶のどん底の中に置かれていたペトロに、復活のイエス様は近づいて、彼の深い傷を癒すために、ペトロと出会って下さったのです。
 ペトロの受けた深い傷は、十字架の深い傷や苦しみによって表されたイエス様の愛と、その死から復活されたイエス様の新しい命とによって、完全に癒され、慰められ、新しくイエス様と人々のために生きるペトロと変えてしまいました。イエス・キリストの復活が、ペトロを復活させました。
 キリストの復活は、ペトロだけでなく、今日の私たちとその人生とを活かし変えていくのです。キリストの復活は力、命です。